NABARI

株式会社名張製作所

事業概要 Business overview

事業部門

モノづくりの先を見つめると、
私たちの個性が見えてくる。

モノづくりの現在そして未来を考えたとき、名張製作所は何ができるか。その答えから見えてくるのは、それぞれの部がひとつのチームとなり、お客さまのニーズに柔軟に応える、さらに自然環境を守ることに注力する生産体制でした。これまでも、これからも、名張製作所はひとつ先のモノづくりと環境保全の両立を図るための取り組みを実践。
その一つひとつの成果が、名張製作所の個性となっています。

製品

組立技術

NABARI独自の
超精密自動組立技術

コンプレッサは搭載される車種によって種類が異なり、その数は数千にも及ぶとも言われています。この多品種製品を効率よく安定的に組み立てるために名張製作所では独自の生産システムを構築。一つのラインで多品種生産と量産化を実現しています。さらに生産ロスゼロを掲げ、高品質・高効率と環境負荷低減を追求し続けています。

自動組立ライン

自動組立ライン

高品質・低コストを実現する
オートメーション化への挑戦

高精度なオートメーション化技術で多品種生産を実現。「生産ライン」も自社製品という考えのもと、
世界基準のコンプレッサを省スペース・高効率で生産しています。

  • 組立ロボット

    DENSOの組立ロボットを導入し、AI・IoTを活用したFA(ファクトリー・オートメーション)化を推進しています。機器導入後も、絶え間なく設備改善を図り続けることで、他にはない独自の多品種自動生産ラインを実現しています。

  • AGV(無人搬送)

    部品や製品は、それぞれの組立工程へ自動で搬送されます。生産技術によって改良を重ねたオリジナルのコンベア式のAGV導入により部品を搬送するだけでなく、組立ラインへの供給にも対応しています。

ミクロン単位で行われる
精緻な切削加工・組立

長年培ってきた確かな技術とノウハウで、超精密な部品加工と組立作業を行っています。自動車業界の変革期においても柔軟な対応力で、あらゆる製品をカタチにしていきます。

組立品・切削加工品

品質管理

不良品ゼロへ、
世界基準の品質管理体制

厳しい国際規格に準拠した生産体制で、不良品ゼロを目指したモノづくりに取り組んでいます。FMEA(故障モード影響解析)の導入によるリスクの早期発見、製造ライン工程での検査・品質保証など徹底した品質管理体制を構築。常にお客さまに満足いただける製品をご提供できるよう、日々厳しい目で製造現場と向き合っています。

品質マネジメントシステム

品質マネジメントシステム

世界水準の品質管理認証を取得

2007年にTS16949、2017年にIATF16949※の認証を取得しました。これは、国内外の完成車メーカーに対して、高品質な生産体制を証明する国際規格です。
今後もより強固な品質保証体制をめざして進化していきます。

※IATF16949とは
品質マネジメントシステム要求事項をISO9001:2015に付加した規格のこと。自動車部品及び自動車用材料メーカーを対象として「欠陥の予防」と「バラツキとムダの削減」を達成するための自動車業界独自の規格です。

未来へつづくNABARI品質

不良品ゼロ・環境負荷ゼロ・災害ゼロを目標に、
名張製作所はすべての人と環境にとって安心・安全な現場を追求しています。

  • □ QMS:ISO9001・IATF16949体制
  • □ 生産ロスゼロを目指した多品種少量生産
  • □ ライン設計からロジスティクスまで
    部を横断して管理
  • □ EMS:ISO14001体制で ゼロエミッションに挑戦
  • □ 厚生労働大臣 奨励賞 受賞
製品 工場・設備